初詣

2002年01月01日(火曜日)

美瑛町にて

新年を祝う花火

いきなり美瑛町

皆様明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、新年早々「今日のしむかっぷ」というタイトルに反し、いきなり占冠村から90キロほど離れた美瑛町というところに来ています。
写真は美瑛町の白金温泉にある「湯元白金温泉ホテル」です。

浴場入口

白金温泉ホテルの入浴料は大人1人800円(2002年1月1日現在)。
近年リニューアルオープンしたばかりで、綺麗な建物と四季折々の風景が楽しめる露天風呂が人気です。

チャンス

浴場へ入ってみると、誰もいませんでした。
「チャーンス!」
カメラマン魂?がムラムラと湧き上がってきます。
あわててデジタルカメラを取りに脱衣場へ戻り、浴場内をパチリ。

どう見ても怪しい

他のお客様は、どうやら外にある露天風呂にいるようです。
デジタルカメラを抱え、露天風呂へ行ってみました。
「おっ、いいねぇ。」
10人以上は楽に入れそうな露天風呂の中で、のんびりとビールを片手にくつろいでいらっしゃるお客様が目にとまりました(写真左)。
「すみません。ちょーっと写真を撮らせていただけませんか?顔は写しませんので。」
いぶかしそうにうなずくお客さん。
「すみませんねえ。怪しいものではありませんから。」
誰がどう見ても怪しいっつーの。

たとえ叱られても

露天風呂から見える風景です。
クリスマスツリーのような針葉樹。
コバルトブルーに輝く美瑛川源流の流れ。
ホテルのお兄さんに叱られてでも皆様にご紹介したい景色なのです。

十勝岳

風呂にも入り、こざっぱりとしたところで温泉街から2.5キロほど離れた十勝岳の望岳台へと向かいました。
写真が、大雪山十勝岳連峰の主峰十勝岳です。
標高は2077メートル。

是非一度ご覧下さい

右を向いても左を向いても続く雄大な山々。写真右が美瑛岳、左が美瑛富士です。
丘の風景が注目されるまでは、ここからほど近い「白金模範牧場」から眺める十勝岳連峰が美瑛町で一番美しい景色と言われていたそうです。
担当者の経験からすると、特に残雪の白と稜線の青のコントラストが美しい6月初旬から中旬頃が一番の見頃だと思います。
旭川空港からレンタカーでわずか40分ほどの距離です。

初詣

場所は変わって旭川市の上川神社。
時間は夜の7時30分。
夕べは初詣客でごった返していたであろう境内も、今はもう人もまばら。
遠くに見える旭川市街の明かりと、静かに揺れる人々の影。
三浦綾子さんの小説「氷点」の舞台となった街らしく、静かでしっとりとした夜です。

上川神社

駐車場から歩くこと約3分。
上川神社の本殿に到着しました。

今年も良い年でありますように

透き通った暗闇の中に吸い込まれていく柏手の音と時々漏れ聞こえてくる幸せそうな笑い声。
今年も良い年でありますように。

小吉

夜の8時近くだというのに、社務所はお守りやおみくじを引く参詣客の皆さんで結構混んでいました。
「さーて、おみくじでもひきますか。200円かよしよし。どーれ、なーんだぁ小吉かぁ。どうも納得いかん。もう一回ひこうかな。」
「あれっ、100円のもあったの?もう200円のひいちゃったよ。失敗したなぁ。」
新年早々セコイことを言ってる担当者です。

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