民芸品加工授産所

2002年01月11日(金曜日) 天気:今朝の気温:午前6時現在-7.3度

占冠村中央地区にて

ずいぶん雪が積もりました

無愛想

占冠村役場の昼休み。本日、担当者は電話番などを兼ねた日直です。誰もいないガランとした役場庁舎内で伝票整理なんかをしていると、出納室からキーボードを叩く音が聞こえてきました。
「藤本さんが仕事をしているんだな。」
仕事の手を休め、ちょっと出納室をのぞいてみます。
チラッとこちらを見てすぐに画面へと視線を戻し、
「おーう、元気かぁ。」
相変わらず無愛想です。
6年前、パソコンなど触ったことがないにもかかわらずホームページづくりを命じられた担当者に、わざわざ家まで来てパソコンを教えてくださった藤本さん。
本当はとてもいい人なんですよ。無愛想だけど。

アップしたか?

午後2時。産業課へ戻ってみると、伊藤のヒゲさんが立っています。
「どうしました?何かご用ですか?」
「こないだのホームページ(1月7日、1月8日分のことです)、アップしたのかなぁ、と思ってさ。」
「しましたよ。使用前・使用後で。ご覧になりますか?」
「うん、見る。どれどれ・・・。」
画面を覗きこむ伊藤さん。愛娘の写真を見てニコニコしています。
「せっかくご登場いただいたんですから伊藤さんの写真をプリントしましょうか?」
「別に俺の顔なんかいらないよ。でも、娘のは欲しいな。」
やはり娘さんが一番かわいいようです。

頑張ってください

馬鹿っ話をしていると背後から何やら恐いオーラが。
振り向くと深刻な顔をして打ち合わせをしている総務課長と産業課長。
頑張ってください。応援しています。

乗り越えていけ

打ち合わせに励む総務課長と産業課長にエールを送った後、怒られそうなので?外勤に出ることにしました。
用務は各施設に配布してあるお正月のしめ飾りとお供え餅の回収です。
写真は商工観光係の担当施設の一つ、民芸品加工授産所です。近頃降った大雪で入り口のドアは半分以上埋まっています。ドアにたどり着くまでには、幅5メートル、高さ1メートルの雪を乗り越えて行かなければなりません。
一緒にご同行いただいている山下係長の方を見やり、
「どうしましょ?」
「乗り越えていきなさい。」
「はい。」

ナイスキャッチ

普通のスラックス姿のままで雪を乗り越えていく担当者。
入り口のしめ飾りを外し、山下係長へ。
「はーい、係長パス!」
弧を描いて空を舞うしめ飾り。
パシッ。見事にキャッチ。
「オッケー。」
ガッツポーズで喜ぶ山下係長。
相変わらず面白い方です。

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