夜の役場で

2002年01月16日(水曜日) 天気:今朝の気温:午前6時現在-15.5度

占冠中央にて

道路脇の雪も排雪され、見通しが良くなりました

怪しい二人

夜の役場庁舎内、給湯室の前を通り過ぎた時、視界の片隅に怪しい映像がひっかかりました。
「ん?今のはなんだ?」
そのままバックして給湯室を覗くと、企画課の中田課長と阿部さんが何やら黙々と作業を続けています。
二人の真剣な眼差し、一心不乱に作業に励む態度。
気軽に話しかけられないような張りつめた雰囲気が漂っています。

究極の味

「あのー、何やってるんですか?」
おそるおそる聞いてみました。
「モヤシのヒゲを取ってるんです。」
真剣な表情でこたえる阿部さん。
「やっぱり、味を追求するには手間を惜しんではいけません。」
何を作るのかは知りませんが、取りあえず究極の味を目指しているようです。
阿部さんと会話している間も企画課長は終始無言。
ある意味、気迫さえ感じられる企画課長の背中。その指先は正確かつ迅速にモヤシのヒゲを取り除いています。

ご苦労さん

観光協会の竹内さん。先週の終わり頃、彼に過去のホームページの写真整理をお願いしました。
まじめで仕事の速い竹内クン。仕事の合間をついて1,000枚以上の写真を加工・保存してくれたのですが、ちょっとした勘違いにより、その成果が全て水泡に帰してしまいました。
というわけで、今夜もその作業は続いています。
「ごめんね竹ちゃん。無理しなくてもいいよ。」
「いえ、頑張ります。」
時計を見ればもう9時です。そろそろお腹も空きました。
「ハラ減ったなぁ。メシでも食いに行くか?」
「その言葉を待っていました。」
低い声で、しかし本当に嬉しそうに賛同する竹内さん。
「よーし、今日はやめやめ。帰ろ。」
お互いのパソコンの電源をOFFにしました。

たまには焼き肉でも

役場の出口で一緒になった商工会の二ツ森さんも巻き込んで、居酒屋へと向かいました。
今日は焼き肉でも食べますか。

もうしません

この間来た時には(「今日のしむかっぷ」1月9日分)、閉店時間をはるかに超えて居座ってしまった私たち。
「こないだは本当にすみませんでした。」
「いえいえ、いいんですのよ。」
あくまで優しいお母さん。
本当にごめんなさい。もうしません。たぶん・・・

気がつくと飲み会

やせている割に大食いの竹内さん。
お酒はあまり飲みませんが、食べ物を前にすると目つきが変わります。
もし、彼の好きな食べ物を横取りしたら、その人はきっと生きて帰れないでしょう。
彼と同じ土俵で焼き肉をつつくのは恐いので、担当者と二ツ森さんは酒に走りがち。
気がつくとすっかり飲み会モードに入っています。

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