雪割り

2001年03月27日(火曜日) 天気:午前6時現在 -6.0度

双珠別川

(占冠中央宮下橋にて)

春雪舞う

今日も雪降る占冠。
午前10時だというのに、マチ全体が薄暗く、深い灰色に包まれています。

心は明るく

「こんちは。何やってんすか?」
水分の多い雪が降り続いているにもかかわらず、フリース1枚で傘もささずに歩いていた占冠村社会福祉協議会の満永さん。
「えっ、写してくれるんですか?ラッキー!」
曇り空が広がる日でも、街ゆく人々の心は明るい占冠。
たまには暗い人もいるかもしれませんが、それはご愛敬。笑って許してください。そのうち明るくなるはずです。

頑張ってる

時は移って夕方。所用によりお伺いしていた保育所から外へ出ると、雪山と格闘している親子の姿が目に入りました。
デジタルカメラを取り出し、さっそく近づいていきます。

見ればわかる

「何やってんですか?」
どう見ても「雪割り」をしているとしか思えないにもかかわらず、間抜けな質問をする担当者。
「雪割りしてるんですよー。」
笑顔で答えてくださる平川さん。
そうですよね。雪割りに決まってますよね。
ありがとうございます。優しく答えてくれて。

*雪割り・・・積もった雪を小さく砕くこと。そうすることによって雪溶けがグンと早くなります。

気合い十分

雪山の中から現れた常緑樹の前に立ち、ポーズを取る平川和彦君。突き出した右手はグーにしか見えませんが、手袋の中はきちんとピースサインなのです。
「僕、お母さんを手伝うんだ!」
スコップは持ってないけど気合いは十分。頼もしい息子さんです。

昼休みに、何気なく撮影した平川満彦さん。上写真の和彦君のお父さんです。さすが親子。同じピースサインで写真に収まっています。
手に抱える黄色の手さげ袋がチャームポイント。
「いいだろ。これ。」
「えっ?ええ・・・。いいっすね。」
そう答える以外、私に何ができましょう。

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