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型枠外し

2001年02月23日(金曜日) 天気:午前6時現在-11.8度

占冠村農村公園にて

さわやか

今日の快晴。久しぶりにアスファルトが見え始めました。
はるか遠く、写真中央に見える建物が占冠村の道の駅です。
写真には写っていませんが、手前右側には村の冬祭り会場となる占冠村農村公園があります。

見方によっては美しい

時刻表示の部分まで埋まりかけている村営バスの時刻表。
空の青と雪原の白とのコントラスト。太陽の光を反射して光る丸い看板。
雨の日も雪の日も、この停留所が見つめてきたであろう村の人々の暮らし。
いつもなら「何でこんなに雪が降るんだ!」と悪態をついてしまいそうな風景も、
こんな気持ちのよい朝は、妙に美しく思えてきます。

努力の跡

写真は、道の駅の隣にある占冠村運動公園です。
公園内には、冬祭りで行われる雪像コンクール用の型枠が立っていました。
先週の木曜日に雪を詰めてから1週間の熟成を経て、今日の夜、型枠を外すことになっています。

誰もいない

時は移って夜。
所用により、集合時間から1時間40分ほど遅れて冬祭り会場へ行ってみると、すでに作業は終了しており、会場にはもう誰もいませんでした。
照明の明かりに浮かび上がる規則正しく並んだ白い影。
「ストーンヘンジみたい。」
訳のわからないことを考えながら、だだっ広い雪面に立ちつくすこと約2分。

一筆啓上

「どれどれ、出来映えはどんなモンじゃ?」
型枠はずしを手伝いもせず、偉そうに出来映えをチェックしてみます。
「うん、色といいツヤといい完璧じゃ。」

役場へ戻ってみると、産業課の自分の席に書き置きが一つ。
紙面いっぱいに書きつづられた筆文字。
<どうにか作業終了しました。・・・阿部>
作業の過酷さが凝縮された短い文章。
「ごめんね。阿部ちゃん、みんな。」
誰もいない産業課に、ぽつりと独り言が響いたのでした。