雪祭り準備

2001年02月15日(木曜日) 天気:今日の気温:午前6時現在 -28.2度

雪祭り準備会場にて

いつもカメラ目線

今日は、昨日みんなでつくった雪柱の中に、雪を詰め込む作業を行います。
写真は針金で型枠の補強作業をする山本さん。いつ写ってもカメラ目線です。

秘伝の技

雪を詰め込むと言っても、普通に雪を入れたのでは一人前?の雪柱にはなりません。
限りなく氷の柱に近いキメの細やかなものを作るには、ちょっとしたコツがあります。
その方法とは・・・
1.除雪機で雪をパウダー状にし、それを型枠の中へ詰め込む。
2.ある程度型枠の中に雪がたまったら、代表者(犠牲者?)1名が型枠の中に入り、踏み固める。
3.氷点下20度の中、高さ180センチの箱が一杯になるまでこの作業を3、4回繰り返す。
「なあんだ。簡単じゃない。」なんて言わないで下さい。
この方法を見つけるまでに、数々の試行錯誤が繰り返されたのです。

巨体動く

「おりゃー」
除雪機の通り道へ雪を入れていく夏堀さん。推定体重は110キロ。
振り回す雪かき用スコップが、とっても小さく見えます。
かつて柔道の特待選手だった夏堀さん。近づいたら雪と一緒にぶん投げられそうです。

手抜きは禁物

型枠の中の雪を踏み固めている様子です。
雪柱1本につきこの作業を3、4回繰り返します。
この行程で手抜きをしてしまうと、まるで浅草名物「雷おこし」のようなスカスカの雪柱になってしまいます。

正当に評価されない

除雪機に向かってせっせと雪を放り込んでいる方たち。
「おっ。写真とってるぞ。仕事してるふりするべ。」
どことなくインチキ臭い2人です。ホントは一生懸命やってるんだけどね。

もう帰りたい

ネズミ小僧のような頬被りをして泣きそうな顔をしているのは、村唯一の電気屋さん「松井電気」の柿原さんです。
柿さんは、村のイベント関係の電気設備はもちろん、村有の街路灯の修繕など、村の電気関係全般の仕事を1人でこなしています。
こんな情けない顔で写っていますが、柿さんはマチの灯りを守る大切な「村の灯台守」なのです。
今日はもう帰りたそうですが。

さわやか

冬祭りの中心人物の1人、占冠村役場企画課の阿部さんです。
いつみてもさわやか。性格は快活かつ愉快。
今日も、風邪をひいているとは思えないスマイルを見せてくれました。
でも、あんまり無理しないでね。

大御所

このくそ寒い中、満面の笑みで作業の陣頭指揮をとる河淵さん。
村で一番特攻帽が似合う男です。
本業は占冠村商工会の事務局長ですが、初対面で彼の職業を当てられる方は皆無でしょう。
「全国商工会特攻帽似合う人選手権」があれば上位入賞間違いなしです。

明日も

「寒いなあ。今一体何度なんだろう?」
作業終了後、道の駅にある巨大温度計を見に行きました。
気温はマイナス20.5度。
明日の朝も冷え込みそうです。

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