ヒグマ対策のための草刈り住民活動を実施しました

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上トマム市街地周辺で住民ボランティアと村、酪農学園大学が協力して行った草刈りイベントの様子をお伝えします。

実施日:令和5年7月14日(金)9:00~12:00

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上トマムでは例年夏に、住宅の近くまでヒグマがやってきて、フキやアリを食べていることが分かっています。そこで、地域住民のみなさんやヒグマの専門家が集い、どんな対策が効果的かを皆で考えながら、ヒグマの活動が心配される場所の草刈りをやってみました。この日は住民ボランティアの方と、村のスタッフ、酪農学園大学の総勢9名が集まり、トマム保育所先の村道周辺、トマム学校校庭の外周、第二トマム団地の北側の区画で、手分けして草を刈りました。ヒグマの餌を除去するとともに、相互に視認しやすくなり、安心感も得られました。
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作業前。過去のヒグマ情報をもとに、どこを優先して作業するか、話し合いました。

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作業が始まりました。

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どんどん刈ります。

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手鎌も頑張ります。

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暑い日でした。

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作業終了。見違えるようになりました!苦労の甲斐がありました。

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住宅の周りにヒグマがいないか目視で確認できるようになり、安心です。

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 ご参加のみなさま、たいへんお疲れさまでした。
 草刈り地帯を作ることだけでは、ヒグマの接近を阻むことは出来ません。草刈りをして終わりではなく、これをきっかけに、身の回りの見張りをよくし、誘引物を放置しないなど、生活の場でヒグマに対する意識を高めていきましょう。
 占冠村では、ヒグマミーティングのような勉強会、今回のような協働イベント、さらには現地調査や講演など、ヒグマに強い地域づくりのためにできること、やりたいことを、みなさまといっしょに積極的に取り組んでまいります。今後とも、よろしくお願いいたします。


問い合せ・担当窓口

農林課 林業振興室

  • 電話番号 0167-56-2174
  • ファクシミリ 0167-56-2184

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