上川町へ

2001年01月26日(金曜日) 天気:25日の気温:午前6時現在-19.9度・26日の気温:午前6時現在-6.7度

祝!入場者300万人突破!

上川町アイスパビリオン入り口にて

上川町

占冠村から道路距離でおよそ160キロほど離れたところに、
上川町という人口6千人ほどの(平成7年度国調より)マチが
あります。大雪山の懐に抱かれたこの地は、愛山渓(あいざんけい)
温泉や、層雲峡(そううんきょう)温泉など、多くの温泉に恵まれて
います。また、最近では長野五輪団体金メダリストである原田雅彦
選手の出身地としても知られるようになりました。
この度、北海道でも指折りの温泉地&景勝地として知られる層雲峡
へ行くことになった担当者。今回はその道すがらに撮影した風景を
ご紹介します。

なにがなんでも車で行く

アイスバーン路面が輝かしく光る占冠の朝、これから約160キロの旅に出ようとする私達は、缶コーヒーなどの飲み物を仕入れる為、村の占冠地区にある原商店に立ち寄りました。
原商店は、国道237号線と道々(「どうどう」と読みます。県でいう県道のことです。)夕張新得線との交差点に位置し、国道237を使ってトマムリゾートへ向かうお客様は必ず目にするお店です。
食料品はもちろん、日用雑貨全般を取り扱っておりますので、トマムへお越しの際は是非お立ち寄りください。
ただし、マイナス30度を下回った朝に冷たいジュースを買う時は、店舗の中でお買い求めになることをお勧めします。自販機の中のジュースが凍っている可能性がありますので。

四季鮮烈

富良野市の郊外に広がる畑作地帯の風景です。
褐色の大地が広がる初春、緑萌える夏、黄金色の秋、そして白銀きらめく冬。
季節毎に姿を変えるその景色は、近隣に住む私達にさえ感動を与えてくれます。

夏に来るのが良い

写真は、上川町にあるアイスパビリオンです。
四季を問わず、施設内はほとんどが-15度に設定されおり、氷のオブジェに囲まれた幻想的な世界を楽しむことが出来ます。
また、観測史上最低気温の部屋というのもあり、-30度以下の世界を体験できます。
占冠村の厳寒を体験してみたいと思う物好きなあなた。ここに来れば四季を問わず「今の」占冠の気温を体験することができます。

かまくらと雪だるまの里

アイスパビリオンの横には、「かまくらと雪だるまの里」と題されたテーマパークが広がっていました。
20を超えるかまくらと、あちらこちらに鎮座する雪だるま。
「懐かしいなぁ。思わず童心にかえって遊んでしまいそう・・・。」などと考えながら立ち尽くしていると、後ろから今回の旅の同行者であるO氏の怒鳴り声(いつも怒鳴っているように聞こえます)が聞こえました。
「何やってんだ、お前。ラーメンのびるぞ!」

内部

ラーメンがのびるのもかまわず、かまくらの中に入ってみました。
中は思った以上に広く、大人6、7人は楽に入れそうです。
かまくらの中には座布団まで置いてありました。
休日ともなると親子連れなどで賑わっていることでしょう。

その通り

アイスパビリオンの近くにもう一つ、珍しい神社がありました。
その名も「身勝手神社」
神社入口の掲示によると、この神社へ参詣出来るのは身勝手な人のみとのこと。
レストランに戻り、のびたラーメンをすすりながらこの神社の話をすると、同行のS氏が言いました。
「じゃあ、俺のための神社だな。」
その通り。

そびえる断崖

写真は層雲峡の一風景です。層雲峡はこのような断崖絶壁が24㎞も続く日本のグランドキャニオン?です。
その峡谷の中ほどにはホテルや民宿が建ち並ぶ層雲峡温泉があり、年間約300万人もの観光客が訪れています。

ただ今準備中

温泉街の下方を流れる石狩川沿いでは、今年2月1日から始まる「氷爆まつり」の準備が着々と進められていました。
氷爆まつり期間中の土・日・祝日に打ち上げられる花火は一見の価値あり。
色とりどりにライトアップされた氷の世界の中、断崖絶壁に次々と打ち上げられる花火はまさに壮観の一言に尽きます。

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