赤坂親分

2001年01月12日(金曜日)

赤坂親分

復活

「よぉーっす。」
このホームページが作られている占冠村役場産業課に、ひょっこり赤坂さんが入ってきました。赤坂さんは占冠村の産業課長、収入役などの要職を歴任し、今は村議会議員として活躍しているパワフルなおじさんです。役場職員からはもっぱら「親分」と呼ばれ、慕われています。
「なんだ。今日は課長いないのか?」
「じゃあ、今日一日俺が課長やろうかな。俺は厳しいぞぉ。おい、青木(仮名)!外勤行かないで仕事せい!」

老人室が懐かしい

赤坂さんといえば、役場老人室(畳の部屋)での正座が有名です。態度の悪い新人などは、まず間違いなく赤坂親分から声がかかります。
「おい、田中(仮名)!ちょっと来い!」
「はいー!」(直立不動)
その後老人室で正座させられ、ヤキ入ること1時間。
私の直属の上司の山下主幹(女性です)も昔、老人室に呼び出されたことがあるそうです。
「ゆみちゃん、窓口業務なんだからもう少し静かに笑いなさい。」
赤坂さん。ご指導にも関わらず、その豪快な笑い方は今だに直っておりません。

どんど焼き

来週の月曜日(1月15日)、占冠村神社でお正月に使われたしめ飾りなどを燃やすどんど焼きが行われます。
今日は村の施設などに飾られていたしめ飾りやお供え餅を回収する日でした。

戸も開かん

雪深い占冠村。冬は閉鎖している建物もあります。写真上の占冠村民芸品加工授産所もその一つ。
腰までもある雪を乗り越え回収に行かなければなりません。
でも、私はまだいい方。見まわりを兼ね、とんでもない山の中までしめ飾りを取りに行っている職員もいます。

ご苦労様

放課後の図工室のような室内に、去年あげたお供え餅はそのままの姿で鎮座していました。
みかんはカチンコチンに凍り、まるで石のよう。
お正月の間、静かに室内を見つめつづけたお供えも、その役割を終えました。
あとは誰かに食べられるだけ。

しばしお休み

占冠村の双珠別地区の景色です。
今日は風が強く、気温もマイナス11度くらいまでしか上がらない寒い一日でした。
写真のほぼ中央に見えるのは埋もれかけた自動車です。春になるとまた畑の中で使うのか、それとも倉庫代わりに使っているのか。
いずれにせよ、大地が顔を見せ、木々が芽吹く春までしばしお休みです。

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