アイスドームヴィレッジ

2001年01月18日(木曜日) 天気:今日の気温:-19.7度

アイスドームヴィレッジ

1/18の撮影担当 山下商工観光係長(1/19撮影)

「昨日の写真良く写ってるじゃないですか。」
「当たり前でしょ。腕が違うのよ。」

村民アイスドーム体験ツアー

今日は、占冠村役場企画課が主催する「村民アイスドーム体験ツアー」が行われました。
占冠村のトマム地区にあるアルファリゾートトマムのエリア内には、巨大なアイスドームが立ち並ぶ「アイスドームヴィレッジ」があります。
アイスドームヴィレッジでは、テーブルや椅子が氷でできたクリスタルバーでカクテルを楽しむことはもちろん、氷のグラス作りや、本場アラスカ仕込みの犬ぞり体験、熱気球ナイトフライトなどを楽しむことができます。
今日は子供達15人をはじめ、その保護者など総勢24名の村民が厳寒の美を体験するため、アイスドームヴィレッジへ向かいました。
写真はホテルアルファ・トマムの1階出入り口からアイスドームヴィレッジへと続く道の光景です。
道の周りだけでなく、リゾートエリア内の天然のえぞ松までもが美しいイルミネーションで飾られ、トマムの森は幻想的な雰囲気に包まれています。

*アイスドーム・・・北海道東海大学の粉川牧教授が研究開発したオリジナル建造物で、木や金属、貴重な資材を一切使わずに作られる地球に優しいアイスストラクチャー。(アルファリゾート・トマム「TOMAMU WINTER2001ダイジェスト版」より抜粋)

到着

アイスドームに到着しました。直径15メートルほどもある氷のドームがあちこちに点在しています。
センスの良い氷像なども、アイスドームの内外を問わずあちこちに据えられており、まるで氷でできた美術館のようです

やる気十分

今日の体験ツアーでは、氷のグラス作りにチャレンジします。
参加者の皆さんも、アイスドームヴィレッジのお兄さんの説明を熱心に聞いています。

さあ、はじめよう

氷の机の上で氷柱を削っていきます。
グラスの形はお好みのままに。
仕上がりはあなたのセンスと器用さと粘り強さにかかっています。

えいっ

グラス作り用の氷の大きさは高さ24センチ、横13センチ位でしょうか。
透明な氷を割れないようにきれいに削っていくのはなかなか難しいようです。

えいっ、えいっ

一心不乱に氷を削りつづける皆さん。
出来上がらないとジュースが飲めません。

なだめているところ

アイスドームの中で皆がグラス作りに励んでいる頃、山下係長は犬ぞりの写真を撮る為に外へ出ました。
産業課にて・・・
「係長、これは何をやっている所なんですか?」
「犬をなだめているところ。」
ちょっと違うような気もしますが。

スタート

シベリアンハスキーが力強く走り出しました。
気分は南極点を目指して犬ぞりを駆る探検家の気分。
「いいわぁ。私も乗りたい・・・」
写真を撮りながら独り言を言う山下係長。
今、このページを作っている最中もまだ言っています。
「ほんとーに楽しそうだったんだって。乗ってみたかったなぁ。」

完成

完成したグラスを手に記念撮影です。

熱燗ないの?

完成した氷のグラスを持って、全員アイスバーへ移動しました。
カウンターのお兄さんからジュースを手渡してもらいます。
おもむろにカウンターに近づいていった山下係長がたずねた一言、
「熱燗ないの?」
「すみません。ございません。」
氷のグラスが溶けるって。

さあ、使ってみよう

氷のグラスにジュースを注ぎ、飲み始めます。
手作りの氷のグラスで飲むジュース。お味のほうはいかがでしょう?

うん、なかなか

「うん、なかなかいける。良く冷えてるし。」

分厚い

削り方が足りなかったため、グラスが厚すぎてうまく飲めない子もいます。
それでも飲もうと四苦八苦する姿。見ていて思わず微笑んでしまう情景です。

助け舟

優しいお兄さんがストローをくれました。
これで安心して飲めそうです。
早く飲まないとジュースが凍っちゃうよ。

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