一番早く春のくる場所

2002年02月06日(水曜日) 天気:今朝の気温:午前6時現在-10.1度

産業課にて

悪戦苦闘

ロードヒーティングのような

占冠村の午後。
村役場から100メートルほどの所にある道の駅からの帰り道。
役場の正面にある久保自転車店の社長さんが、熱心に雪かきをしています。
周りの歩道はみんな雪をかぶっているのに、久保さんの前だけはすっかりアスファルトが見えています。
「ここってロードヒーティングなんですか?」
「まさか。ただキレイにはねてるだけだぁ。」
ニコニコと応えてくださる久保さん(写真左)。

一番早く春の来る場所

「久保さんの前って、村で一番早く春が来るのよね。」
一緒に歩いていた山下係長がつぶやきます。
「そうか、春かぁ。」
1年のうち約5ヶ月が雪に閉ざされる占冠村の冬。しかも今はその真っ最中。
久々に遠い春を想い出しました。
「久保さん、写真を一枚いいですか?」
「うわっ、俺を撮らんでよ。」
シャイな久保さん。カメラを向けると、すかさず顔を隠してしまいました。

名前までつけてあげたのに

午後6時。
パソコンを前に頭を抱えている山下係長。
「どうしたんですか?」
「無いの。」
「えっ、何が?」
「1時間かけて作った文書が無くなったの。」
「無くなったって・・・、別に誰も隠しはしないでしょう。名前をつけて保存しましたか?」
「もちろんよ。名前までつけてあげたのに。」
「どこに保存されましたか?」
「さぁ?ついでに、つけた名前も忘れたわ。」
カラリと言い切る山下さん。
無くしたファイルを見つければ、今日の仕事も終わりです。

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