怪しい彼

2002年02月08日(金曜日) 天気:今朝の気温:午前6時現在-0.8度

正午過ぎの役場前

まるで下校風景

熱き男

昼休みも終わりに近づいた午後1時少し前。
野球部監督の尾関さんが歩いてきました。
「どうもお疲れさまです。」
「おう、お疲れさん。」
そう応えながら担当者のお腹を一瞥し、
「ところでよ、お前また太ったんじゃねぇか?そろそろ地獄の特訓といくか?」
かつて甲子園球児だった尾関さん。そのバットスイングはいまだに衰えを知りません。
45歳の今でも、軟式ボールでオーバーフェンスを放つ化け物のような人なのです。
監督、どんなに褒めても練習は決して軽くなりませんよね。

信頼関係ゼロ

「いやー、やっと終わった。」
昼ご飯も食べずに本日が締め切りの補正予算案を作っていた田中親分。
どうやら無事出来上がったようです。
「これから富良野へ出張なんだけど、課長もいないしな。どうしようかな?」
「僕が出しておきましょうか?」
今だ補正予算が出来ていない青木主任が名乗りを上げました。
「いやだ。お前に預けたら自分が出せないからって俺のも隠されそうだもん。」

爽やかで優しい

午後5時。
そろそろ今週の仕事も終わりに近づいてきました。
ふと顔を上げると、姿勢良くパソコンに向かっている観光協会の竹内さん。
「おい、今度の土日もまたパーティーかぁ?」
「いえいえ。こないだホームページに書かれたおかげでひどい目に遭いましたよ。」
低音かつトーンの低い声で応える竹内さん。怒っているのか喜んでいるのか(それはないと思うが)良くわかりません。
「でも、竹ちゃんはやっぱり見た目爽やかだよな。」
「ええ。爽やかで優しい・・・。」
それを自分で言うか?やっぱり怪しい彼なのでした。

今週の顔

机の上に置いておいたデジカメをいたずらしていた香織ちゃん。
自分で自分の顔を写したりしています。
後で見てみると、これ以上ないほどの写りの悪さ。
「面白い。コレは使わせてもらうわ。この写真ならコメントを書かなくても笑いがとれそうだぞ。」
「うわー、ごめんなしゃい。流さないで。」
「ごめんね。これも仕事なんだよ。」
都合のいい時だけ仕事を持ち出してみるのです。

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