凌雲閣

2000年02月15日(火曜日) 天気:午前6時の気温-12.6度

十勝岳温泉からの眺望

会議に行くのも命がけ

大雪山系の活火山「十勝岳」のふもとに広がる上富良野(かみふらの)町には素晴らしい温泉が数多くあります。写真はその一つ「白銀荘」です。
今日は十勝岳の頂上ももうすぐかというこの場所で、何故か会議がありました。 

チョロ松に会いたい

やがて会議も終わり、帰路へつこうとした時、ふと素敵なあの人のことを思い出しました。その人の名は「チョロ松」(人じゃありませんが)。十勝岳の一番上にある温泉「凌雲閣」の看板犬です。いつ行ってもお客さんを笑顔?で迎えるチョロ松は皆の人気者です。何を隠そう私も彼の熱烈なファン。針葉樹林生い茂る一本道を彼に会うために登って行きました。 

別にあんたを待っていたわけじゃない

凌雲閣に着くと、やっぱりチョロ松は待っていてくれました。カウンターの横に座り、いつものきょとんとした表情でこちらを見つめています。
「うん、相変わらず賢くて可愛いやつじゃ。」
昔の成金オヤジ゙のように満面の笑みを浮かべてうなずく怪しい私。 

いらっしゃい

カウンターのおねえさんに「露天風呂の写真撮っていい?別に怪しいもんじゃないから、ねぇねぇ。」などと交渉していると、レストランの中から見慣れた方達が顔を出しました。
「おーい。こっち、こっち。」
見てみると、富良野市の観光担当者の皆さんです。いつも何かにつけてお世話になっております。
「なんでここにいるんですか?」
「そりゃ、こっちのセリフだよ。」
それもそうですね。 

雲の上の露天風呂

十勝岳温泉「凌雲閣」のキャッチフレーズは「雲の上の露天風呂」
左が今日の様子。右が去年の秋の様子です。目にも眩しい紅葉輝く秋、幻想的な白の世界広がる冬、いつの季節も大雪山の絶景を楽しむことが出来る露天風呂です。 

絶景

十勝岳温泉「凌雲閣」からの風景は絶景ポイントとして有名です。美しい風景の多い"ラベンダー発祥の地゛上富良野町の「かみふらの八景」にも選ばれています。紅葉の時期ともなると、たくさんの写真愛好家の皆さんが集まります。 

またね

帰ろうとする私を見送りに来てくれたもう一匹の看板犬「大五郎」です。
「またね!」
「バウ!」 

下界へ

はるか下方に見えるのは上富良野町の市街地です。
さて、雲の上から俗世間へと下りますか。
ここから占冠までは約80キロあります。 

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