安田牧場のレポート

1999年02月22日(月曜日) 天気:午前6時の気温-11.2度

安田牧場

一番大きいのはスチールサイロ。これは牛の餌であるサイレージ(草を発酵させたもの)を作り、保存するものです。左下に4つ並んで見える5角形の物体は配合飼料を入れるもので1ヶ月に何回か餌を補充します。大きな農家では餌代だけで月に何百万円もかかります。 
担当者右足捻挫のため、今日は産業課で一番態度のでかい畜産係の青木氏にカメラをお渡しします。コメントも青木氏にお願いしております。 

今日のレポーター

今日のレポーターの青木です。最近太り気味、MAXの85キログラムのおうだいを突破し少々不安な日々を送っております。久しぶりにはいたズボンの裾が短くなったと叫んでいたが、それは背が伸びたんじゃなくて横幅がのびたから。お互いやせようね、三浦さん(「今日のしむかっぷ」担当者)。
「うるさい、一緒にすんな。」 

牛乳の味

乳牛のエサは干し草・配合飼料・ビートパルプ等々です。でも、基本的には牛は何でも食べます。食べるものによって牛乳の味は違ってくるんですよ。本当はその家その家で牛乳の味は違うんです。 

1年で9,000リットル

北の牛は元気です。現在、乳牛の寿命は5から7才で、昔から比べると短くなってきており少し寂しいです。1頭あたり年間で9,000リットル程度の牛乳を出します。 

ストレス減少

フリーストールという形態の牛舎。牛が自由に行動できてストレス減少。昔ながらのつなぎ飼いが現在の主流ですが、将来はこういう形態になるのではないでしょうか。 

ミルキングパーラー

写真はミルキングパーラーという牛の乳を搾る装置です。この装置では1回で20頭の牛の搾乳ができます。効率的ですが投資額が大きいので農家は大変です。建設費1億円というのも珍しくないのです。酪農をするにもお金がかかるのです。 

バンカーサイロ

バンカーサイロという施設です。スチールサイロと同じようにサイレージを作る施設です。ただし、バンカーサイロの方が建設費用は安くなります。出来上がるサイレージの品質は、空気に触れてしまうためスチールサイロのものよりは劣ります。今は酪農家のほとんどがバンカーサイロを使っています。 

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