雪下ろし

1999年02月01日(月曜日) 天気:午前6時の気温-9.5度

占冠村勤労福祉会館

いえがつぶれる

今年の占冠村は非常に雪の日が多くなっています。北海道の家も最近は無落雪住宅、すなわち屋根の雪下ろしの必要がない住宅が増えていますが、写真のような年期の入った建物は、もちろん雪下ろしをしなければ潰れてしまいます。残念ながら写真の建物は私の管轄なので、私たちが雪下ろしをしなければなりません。「勘弁してくれ!(心の叫び)」 

雪下ろし開始

屋根にたまった雪は厚いところで1メートル以上ありそうでした。下ろしても下ろしても全然雪が減りません。
 

やさしい人々

 私一人で全部の雪下ろしをするのは大変だろうと、何とわが産業課のボスである中村産業課長が手伝いに来て下さいました。「課長、うまいですね。」「当たり前よ、慣れてるからな。」年の割には手際のいいところを見せてくれました。
「バカ、ほんとに若いんだ!」
「はい、すみません。おっしゃる通り。」
手伝ってもらっている間は決して逆らいません。

やさしい人々(2)

雪下ろしの最初から手伝って下さっている岩谷産業課主幹です。
「もう体が動かん。」
頑張って下さい。今晩生ビールおごります。 

もうやめたい

普段の運動不足がたたり、スノーダンプ(今日の登場人物が手にしている物です。雪を退かす道具です)を押す足も上がらなくなってきました。息も上がるし。日は暮れてくるし。
「もう今日はこのくらいにしておきませんか?」
「(2人とも)・・・・・・・・・。(無言で雪下ろしを続けている)」
おじさん達の持久力はただ者ではありません。 

疲れた

一休みしているお二人。本当にありがとうございます。占冠村役場の職員採用試験には、一般教養の分野で「雪下ろしの方法」が出題されます。占冠村を希望するあなた、しっかり勉強しておくように。(信じてはいけません。一応) 

最終更新日: