占冠の自然と車

1999年01月22日(金曜日) 天気:午前6時の気温-18.6度

占冠村中央部

野ウサギの足跡

マイナス18度の朝、「私の家の周りでは野ウサギの足跡を見ることができます。」との知らせを突然思い出した担当者は、早速スーツ姿のままコートも着ずに撮影に出かけました。 

拡大図

現場に到着してみると、野ウサギの足跡が点々とついていました。
その美しい?足跡に見とれていると、いつの間にか私の運転する車は路肩にはまりこんでいました。 

呆然5分

マイナス10度を下回る気温の中、呆然と立ちつくすこと5分。誰か助けはいないかと周りを見渡すと、首から鎖を引きずりながら歩いている犬が一匹いるだけ。この犬も自分が生きるのに精一杯、人を助ける余裕などないようです。 

HELP!

このままでは凍死してしまう。近くの民家まで歩いて助けを呼ぼう!ようやく民家までたどり着きました。
快く電話を貸して下さった田中様、このご恩は一生忘れません。でも、人の不幸をそんなに嬉しそうに笑わないで下さいね。 

何やってんだ

朝早くから助けに駆けつけて下さった占冠村観光協会事務局長の木原さんです。
「何やってんだ。」
ここぞとばかりに威張る木原氏。このー、・・・感謝しています。 

何にせよ美しい

舞うダイヤモンドダスト、輝く樹氷、なにはともあれ美しいものです。 

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