日本一寒い占冠村

1999年01月08日(金曜日) 天気:午前6時の気温-27.3度(今日の日本一)

村内牧草地にて

樹氷

朝役場に行くと職員の一人が言いました。
「やった、三浦さん、今日は寒いの日本一だ。陸別に勝ったよ。」
「そんなもん勝ってどうすんじゃい!(笑)」
北海道十勝管内の陸別町は、いつも占冠村と最低気温争いをしているとっても寒い町です。陸別町の人口はおよそ3,400人、環境庁から「星空の街」にも指定されているほど星のきれいなこの町には、日本最大級の115メートル反射望遠鏡のある「銀河の森天文台(通称)」があります。
今日はライバルの陸別町さんに勝ち、占冠村が日本一寒いようです。 

白い道

街路樹は樹氷に覆われ、道はすっかりアイスバーンになっています。 

足あと

銀色に輝く雪面に北キツネの足跡が点々と付いています。夏毛の時は痩せてなんとも情けない姿のキタキツネも、冬毛に変わった今は優雅で美しい森の住人となっていることでしょう。 

朝の山菜工場

占冠村の特産品である山菜加工品を生産している山菜工場です。山菜をゆであげる時の湯気で、建物が見えないくらいです。 

ご出勤

写真はわが占冠村の原村長さんです。
「いや~、今日はしばれたねぇ。ご苦労さんだねぇ。」
そう私に声をかけると、さわやかに村長さんは立ち去っていきました。
 

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