「歓寒フェスタ」の準備

2001年02月14日(水曜日) 天気:今日の気温:午前6時現在 -20.7度

頑張れ!

(冬まつり準備会場にて)

怪しい集団

日もとっぷり暮れた午後7時。場所は道の駅の隣にある公園。
氷点下15度を下回る寒い夜、月明かりの中に男達の影が浮かび上がります。
知らない人が見れば限りなく怪しい集団。でも別に悪いことをするわけではありません。
彼らは3月4日に行われる占冠村の冬祭り「歓寒フェスタ」の準備に集まった心優しい村の青年達なのです。

日本は広い

「よっしゃ、やるか!」
今日から、本格的に歓寒フェスタの準備が始まりました。。
今日は、まず、雪柱を作るための型枠(コンパネを4枚使った箱)を10個作ります。
2人1組となり、黙々とコンパネ(工事用の厚いベニア板のことです。)を運び始める男達。
空には朧月、吐く息は霞のように彼等の周りをたゆとうています。
幻想的な雰囲気の中、誰かが叫んだ一言。
「ここはホントーに日本かー!」
気持ちはわかる。沖縄では桜も散りました。

腰を入れて

「おりゃー。」
電気ドリルでコンパネを箱型に組み立てていきます。

ホントは「こんなもんだろ」と言っていました

写真は占冠村企画課長の中田さん。課長になっても冬祭りを手伝う心意気、見習わなければなりません。
中田課長も、歓寒フェスタを手伝い始めてはや5年。型枠の出来映えを見る目も職人のように厳しくなってきました。
半端な仕事をしていると、間違いなく課長のチェックが入ります。
「駄目だな、こりゃ。やりなおし!」
ストレートでドライな口調。
気の弱い私達は、決して逆らうことが出来ません。

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