ラーメンくつろぎ

2001年02月07日(水曜日) 天気:今日の気温:午前6時現在 -14.2度

ラーメンくつろぎ

(占冠村中央部)
2時のサイレンが鳴り響き、昼休みの時間がやってまいりました。
「ラーメン食べたいなぁ。」
「私も食べたーい!」(隣に座る山下商工観光係長)
飲ん兵衛の上司と部下は、2人連れ立って役場のはす向かいにあるラーメン屋
「くつろぎ」さんへ向かうのでした。
昨日は占冠村役場産業課の新年会。
皆さん、飲んだ次の日ってラーメン食べたくなりませんか?

塩ラーメン

「すみません。塩ラーメンと醤油ラーメンと味噌ラーメンください。」
「えっ。お2人じゃないんですか。」
「私が2つ食べるんです。」
写真はくつろぎさんの塩ラーメン。
二日酔い?の体にはあっさりした塩味がぴったりです。
ここの塩ラーメンを食べるために、はるか遠方からいらっしゃるお客様もいるそうです。

醤油ラーメン

札幌ラーメンといえば味噌ラーメン。旭川ラーメンといえば醤油味が主体です。北海道を代表する2大ラーメン都市の真ん中に位置する占冠のラーメンは、一体何味がメインなんでしょう?
まぁ、うまければ何でもいいや。早く食べないと2つとものびてしまう。

味噌ラーメン

占冠村民の中でも人気の高いくつろぎさんの味噌ラーメン。
上にたっぷりかかったそぼろ、適度に炒められた野菜、地味にいい味を出しているキクラゲ。うーん、おいしそう。

五臓六腑に染みわたる

「あー、しみ渡る。」
味噌ラーメンを食べ始める山下さん。
半分眠っているようにも見えますが。

サービス

「はい、これ食べてみて。」
くつろぎのお母さんが自家製の漬物を出してくれました。
食べてみると、これがまた美味しいんです。
「うまいじゃないですか。粕漬けですよね、これ。」
「あら、そう?嬉しいわ。」
漬物の美味しさは酒粕に秘密があるそうです。
なんと酒粕を日本酒の蔵元から直接取り寄せているんだとか。
くつろぎさんが酒粕を仕入れている本間酒造は、北海道の北西部に位置する増毛町にある蔵元で、北海道を代表する地酒「国稀(くにまれ)」を造っています。
日本海の幸に恵まれた増毛町。蔵元の近くには美味しいお寿司屋さんもあります。
漬物を漬けることの出来る人達がどんどん減りつつある現代。このような本物の家庭の味を引き継いでいく必要がありそうです。そして、このような日本古来の文化を引き継いでいくのが、田舎の役割の一つなのかもしれません。

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