JAL KIDS3日目

2001年08月02日(木曜日)

JAL KIDS本部

占冠村ニニウ地区「JAL KIDSスーパーエコロジー計画」の一風景
本日の写真(役場企画課中田課長・阿部主事撮影)は、クリックすると拡大写真をご覧になれます。 

再生紙作り

JAL KIDSも今日で3日目。旅の疲れも見せず参加者の皆さんは元気いっぱい。
朝6時30分からのクワガタ採集を終え、たっぷりと朝食をとった後はオリジナルの再生紙作りに挑戦です。
再生紙の原料は古新聞を細かくきざんで水でよくかき混ぜたものです。

きれいにのばそう

平らな板の上で思い思いの形にのばしていきます。

センス良し

どんな形・どんなデザインになるかは、君たちのセンス次第。
よりきれいなものを作るため、気に入った葉っぱや花びらを埋め込んだり・・・、色々なアイディアが作品に生かされていきます。 

怪しい3人

子供達が再生紙作りに取り組んでいる頃、サイクリングターミナルの片隅では、占冠村のおじさん達が背中を丸めて作業を続けていました。
何をしているのかって?次のプログラムである「ネームプレート作り」の準備をしているのです。
その中でも隊長の河淵さん、モノも言わず一生懸命お手本作りに取り組んでいます。

お手本(サブタイトルは「地獄耳」)

「はーい、皆さん集まってくださーい。はい、これからネームプレート作りをしまーす。」
「ハーイ。」
「そして、こちらが北海道を代表するネームプレート作りの権威?である河淵さんが作って下さったお手本でーす。」
お手本を見てみると「クミデース」と書いてあります。
誰じゃ「クミ」さんって?
聞いてみると、今回JAL KIDSにボランティアとして参加していただいているスタッフの方なのだそうです。ご職業はスチュワーデスとか。
それにしても河淵さん、どうして名前を知ったのでしょう?

嬉しそう

「どうもありがとうございます。」
「いえいえ。」
「記念撮影一緒にいいですか?」
「ええ、いいですよ。」
河淵さん、あこがれのクミさんと記念撮影です。
本当に嬉しそう。
実はこの方、占冠村商工会の事務局長です。

作業中

ネームプレートの土台はエンジュという木。
自分の好みに合わせて小枝や松ぼっくりなどを貼り付けていきます。

素晴らしい出来

乾燥中の皆さんの作品。ネームプレートの他、希望する方にはリース作りにも挑戦してもらいました。
どれも初めてとは思えない出来。
皆さん、なかなかいいセンスを持っています。

川遊び

お昼からはお待ちかねの川遊びです。
写真は人気のイカダ下りの様子。
魚釣りの方も順調で、子供達だけでも5匹以上釣り上げたようです。

ヤマメも焼こう

川遊びも一段落して小腹が空いてきた頃、リーダーの声が聞こえてきました。
「はーい!そろそろみんなでヤマメを焼いてみよう!」
「オー!」
河原のお手製かまどで、ヤマメの塩焼きに挑戦です。

結構難しい

先ほどネームプレートでも活躍していた河淵さんが採ってきてくれた太い笹の茎に、ヤマメを差し込み、塩をふります。
魚の表面がヌルヌルしているため、上手に串に刺すのはなかなか難しいようです。

準備完了

「よし、出来た。」
準備完了。後は焼くだけ。

フェアウェルパーティー

時は移って夜。
JAL KIDS参加者の皆さんも、明日にはそれぞれの家へと帰っていきます。
というわけで今晩が占冠村最後の夜、それを記念して盛大なるフェアウェルパーティーが行われました。
屋台形式の夕食が終わった後、皆さん一人一人から今回のツアーの感想などを聞くことが出来ました。
楽しかったこと、ビックリしたこと・・・色々な思い出が皆さんの胸に残ったようです。
「ウン、ウン、そうかそうか。ありがとう。」
感想を聞く中田企画課長と河淵事務局長の目から感動の涙が溢れるのでした。

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