https://www.vill.shimukappu.lg.jp/shimukappu/today/nmudtq0000004d0z.htmlJAL KIDS2日目 | 今日のしむかっぷ | 北海道占冠村
JAL KIDS2日目
2001年08月01日(水曜日)
「釣れたぁー!」
占冠村ニニウ地区「JAL KIDSスーパーエコロジー計画」の一風景
本日の写真は、クリックすると拡大写真をご覧になれます。
トップに戻る
クワガタ採り
占冠村ニニウ地区を舞台に行われているJAL KIDSも2日目に入りました。2日目の最初のメニューはクワガタ採集コンテストです。
去年のJAL KIDS以来、クワガタとりの指導?を受け持っている担当者。朝っぱらから子供達の待つ占冠村サイクリングターミナルへと向かいました。
到着してみると、朝6時30分だというのに既に全員が外に出て待っています。
「うーん、やる気満々ですな。じゃあみんな、行きましょう!」
「オー!!」
みんなの迫力に押されそうです。
トップに戻る
今年こそミヤマクワガタを
「センセー、また来たでー。」
振り向くと、去年もJAL KIDSに参加した男の子が立っています。
「おう、久しぶりだなー。今年も来たのかー。今年は採れるといいねえ。」
去年、あと一歩のところで大物のミヤマクワガタを取りそこねた君。
「僕のクワガタがいなくなってしもうたー。」
そう言ってうつむく君の悲しそうな顔をはっきりと覚えています。
頑張って。今年こそ大物が採れるといいね。
トップに戻る
ゲット
クワガタのいる木は大体決まっています。夜、活発に動くクワガタですが、早朝ならまだ宵っ張り?なクワガタが結構木に残っていたりします。
その木の上にいるクワガタを採るにはどうすればよいか?
木を揺すればいいんです。といっても直径30センチを超えるような木は、手で揺すったからといって簡単には揺れません。
というわけで、自然愛護精神には若干反するかもしれませんが、木を蹴飛ばすのが一番?です。
写真は木から落ちてきたミヤマクワガタを素早く拾った女の子。
手に持っているオスのミヤマクワガタ、なかなかの大物です。
トップに戻る
収集
約2時間のクワガタ採りが終わり、サイクリングターミナルへと戻ってきた皆さん。
「どうだったー?」
「ミヤマのオスが2匹も採れちゃった。」
「いいなぁ。私なんかまだ自分で採ったのがいないよ。」
みんなでワイワイ今日の収穫を見せ合っています。
トップに戻る
クワガタ採集コンテスト
「はーい、それでは採れたクワガタを持ってきてくださーい。」
ツアーリーダーから声がかかります。
今回のツアーでは、参加者の子供達がいくつかの班に分かれ、それぞれの班のメンバーが協力しながら共同作業を続けていきます。
また、各班ごとにポイントを競うコンテストもあり、「クワガタ採集コンテスト」もその一つ。
大きなクワガタは、各グループのポイントになるのだそうです。
写真は、最高記録を出してバンザイしている様子。おめでとう!
トップに戻る
炭焼小屋
みんなで作った朝ご飯が終わった後、今度は占冠村の中央部にある炭焼き小屋へとやって来ました。
写真は、「炭焼きセンセイ」(長谷川さん(写真右端))の説明を聞いている皆さんの様子。
炭の作り方や炭の浄化作用などについてわかりやすく説明してくださいました。
トップに戻る
窯の中に入れるよ
一通り説明した後、長谷川さん、炭窯を指さし、
「今日はねぇ、みんなに実際に炭窯から炭を取り出してもらうよ。右が今燃えている炭窯、そして左側が皆さんに今日入ってもらう炭窯です。」
もちろん左側の窯の火はもう消えています。
トップに戻る
よく燃えてる
長谷川さんの指さす方を見ると、なるほど2つある炭焼窯のうち1つは今が盛りと燃えたぎっています。
トップに戻る
トップに戻る
貴重な体験
作業を真剣な眼差しで見つめる皆さん。
炭窯を開ける瞬間を見たことがある人なんてそうはないですよね。
そう考えると貴重な体験かもしれません。
トップに戻る
入り口
作業を見つめること約10分。
炭窯の入り口が顔を出しました。
トップに戻る
窯の中
これが炭窯の中。
火を消してしばらく経っているようですが、中はまだサウナのような暑さです。
トップに戻る
いざ窯の中へ
「よおーし、みんな順番に中へ入って炭を取り出してきて来てごらん。」
「ハーイ」
2人ずつ順番に中へ入っていきます。
トップに戻る
行って来るぜ
炭窯へ入る順番を待っている男の子。
いい笑顔です。
トップに戻る
お土産
手に手に炭を持って出てくる皆さん。
今日自分で取り出した炭は、それぞれお土産として持ち帰ることができます。
トップに戻る
いきなりチェンソー
一通り炭の取り出しも終わった頃、長谷川さんがみんなを呼びました。
「よーし、みんなこっちへ来てごらん。」
何を始めるのかと思ったら、いきなりチェンソーで木を切り始めます。
トップに戻る
木矢
「よおーし、こんなモンかな。」
長さ2メートルほどの木に、半分ほどの切れ目が入ったところでチェンソーをとめました。
「何をするんだろ?」
そう思って見ていると、長谷川さん、おもむろに長さ30センチほどの鉄の杭みたいなものを取り出しました。
「これは木矢(きや)といって、木をタテに割る道具なんだ。」
そう言いながら木矢をチェンソーでつけた割れ目に打ち込み、
「よーし、お前さん力がありそうだな。ちょっと来い!」
男の子の1人を手招きします。
「これ叩いてみ。きちんと割れるまでだぞ。」
いきなり呼び出された男の子。何が何だかわからないうちに一人で木を割ることになりました。
「そーれ!そーれ!」
みんなの声援。
最初はぎこちなかったハンマー打ちも次第に慣れ始め、見事木を割ることが出来たのでした。
トップに戻る
風味も大きさも
続いて、占冠村の景勝地赤岩青巌峡近くにあるレクリェーションの森へと向かいました。
レクリェーションの森にはバーベキューが出来るテント施設の他、約2万本のほだ木を敷き詰めたナメコの栽培場があります。
栽培とは言っても限りなく天然に近い栽培方法のため、出来るナメコは市販のものとは風味も大きさも違います。
トップに戻る
エゾサンショウオ
ナメコの栽培場のすぐ隣にある池にいたエゾサンショウオ。
愛嬌のあるスタイル。見つめるこちらの顔もほころびます。
トップに戻る
木漏れ日の中を
「じゃあ、ちょっとナメコを採ってみよう。」
時期が早いため、ナメコを見つけるのもなかなか大変そうです。
「あー、あったー!」
緑色の木漏れ日差し込む森の中に、子供達の明るい声が響きます。
トップに戻る
美味しそう
ほだ木からニョキニョキと顔を出すナメコ。
見るからに美味しそう。
トップに戻る
川遊び
続いて午後の部。
いよいよ待ちに待ったイカダ下り&釣りの時間がやってまいりました。
舞台は占冠村から太平洋へと注ぐ1級河川、鵡川(むかわ)の上流域です。
トップに戻る
いいねぇ
「キャーキャー」
ふんわか流れていくボートから聞こえる歓声。
きれいな空気ときれいな水。
うーん、いいねぇ。
トップに戻る
釣れたぁ
釣りをしているみんなからも歓声が上がります。
「キャー釣れたぁ。」
仲良く2人で1本の釣り竿を使っていた女の子。
見事ニジマスを釣り上げました。
「イェーイ」
2人で記念撮影。
トップに戻る
ヤッター
「ウーン!」
担当者の隣にいた小学校1年生くらいの男の子が、力一杯竿を引っ張りはじめました。
「川底に針が引っかかったのかな?」
そう思ってみていると、水面に跳ねる銀色の魚体!
「おっ釣れたあ。」
「ヤッター!」
おめでとう。君が釣り上げたニジマスは、今日一番の大物でした。
トップに戻る
カレーコンテスト
そろそろ日が傾き始めました。
今夜の夕食はみんなで作るカレー。
電気もガスも使わず、手製のかまどで作ります。
上手にできるでしょうか?
トップに戻る
飯ごう
ご飯も炊飯器などは使わず木炭を使い、飯ごうで炊きます。
トップに戻る
カレーコンテスト
各班のカレーが出来上がると、いよいよカレーコンテストが始まります。
横を見ながら野菜を炒めている君、隣の班の様子を伺っているのでしょうか?
カレーコンテストでは占冠村のスタッフも審査員として参加しました。
飯盒で炊いたにもかかわらず、ご飯の失敗が一つもなかったのにはびっくり。
全ての班のカレーを食べましたが、みんな美味しくできていました。
それでは皆さん今日は早めに寝ましょう。
明日はまた朝6時30分からクワガタ採りです。
トップに戻る