記念植樹

2001年07月31日(火曜日)

記念植樹

占冠村ニニウ地区「JAL KIDSスーパーエコロジー計画」の一風景
JAL KIDS関係の写真(占冠村役場中田企画課長撮影)は、クリックすると拡大写真をご覧になれます。

しむかっぷ村へようこそ

7月31日から8月3日までの4日間、占冠村のニニウ地区で「JAL KIDSスーパーエコロジー計画」が行われます。
これは、日本航空、占冠村、そして沖縄本島のすぐ北にある与論町が主催となって実施したツアーで、子供達が豊かな自然環境の中で様々な体験をし、その体験を通して自然の大切さや協力しあうことの大切さを学んでほしいとの願いがこめらた企画なのです。
今日から、いよいよその自然体感ツアーが始まります。
写真は、新千歳空港に降り立ったばかりの参加者の皆さんです。
しむかっぷ村へようこそ。
見たこともない風景、図鑑で調べても名前がわからないような虫、そして変なおじさん。
皆さんの知らない世界が待っています。

記念植樹

体験メニューの第1弾は夏山ハイク&記念植樹です。
ツアーの舞台となる「ニニウ自然の国」の中心施設「占冠村サイクリングターミナル」を出発し、爽やかな夏風の中を歩くこと約20分。
植樹の会場となる高原の頂上に到着しました。

まず穴掘りから

植樹の方法や山の役割などについての説明を受けた後、いよいよ記念植樹の始まりです。
今回のツアーの参加者は、子供20名と日本航空のボランティアスタッフ10名の計30名。
ボランティアスタッフのお兄さんお姉さんと一緒に、木を植えるのにちょうど良い大きさの穴を掘っていきます。

初めての体験

占冠を代表する森のプロフェッショナルである水上さん(写真右)の指導を受けながら、木を植えるボランティアスタッフのお姉さん。
都会から来たあなた。木を植えるなんてきっと初めての経験なんでしょうね。
・・・そりゃそうだ。この村に住んでいても、実際に苗木を植えた経験のある人は意外と少ないよね。

立派に根付きますように

植樹をするには少々時期が悪いようですが、きっと大丈夫(根拠はないが)。
将来参加者の皆さんが大人になって再びこの地を訪れてくれた時、立派に育っている木が沢山あることを祈っています。

熱き男

場所は変わって占冠村の道の駅。
ホウキを手に何モノかをじっと見つめているのは、「役場で最も熱き男」企画課交通安全係の赤石さんです。
8月4日・5日の両日、道の駅隣の公園で占冠村最大のお祭りである「占冠ふるさと祭り」が行われます。
赤石さんを筆頭とする我々3人は、そのお祭りにおける駐車場の混雑を避けるため、道の駅周辺のアスファルトに白の粘着テープで白線を引きに来たのです。

軽やか

「よーし、しっかり持ってろよっ。」
巻き尺を使って引いたラインに沿って白テープを伸ばしていく「熱き男」赤石秀明、五十ン歳。
年齢を感じさせない軽やかな動き。
野球をしていても、ヘタな20代後半の選手よりよっぽど俊敏で持久力があります。

若者と元若者

赤石さんの引いた粘着テープを折り目正しく貼り付けていく観光協会の竹内さん。
屋内、屋外の仕事を問わず、一生懸命&几帳面に仕事をこなします。
「いい仕事するねぇ。お兄さん。」
「えっ、そうですか。」
若者をおちょくるようになったらオレもいよいよオヤジだよなぁ・・・。
心の中でつぶやく北国の午後。

写真を撮ってる場合じゃない

「よーし、次は横のラインだ。」
テキパキと仕事をこなしていくお2人。
「おらっ、お前も写真なんか撮ってないで手伝え!」

完成

作業を始めて約1時間。
道の駅周辺のアスファルト部分に立派な白線が引かれました。

でも載せる

「アイスコーヒーでも飲みますか。」
「おう、いいねぇ。」
汗びっしょりの3人、道の駅の中にあるレストラン「ミルクキッチンふらいぱん」へ入っていきました。
「いやー、あっついなぁ。」
おしぼりで汗を拭く赤石さん。カメラを向けるなりこちらを睨み、
「なーに撮ってんだ。オレなんか載せるなよ。」
「はい、ごめんなさい。すみません。」
・・・でも載せます。

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