JAL KIDSスーパーエコロジー計画

2001年07月26日(木曜日)

占冠村ニニウ地区にて

JALキッズ

7月31日から8月3日までの4日間、占冠村のニニウ地区で「JAL KIDSスーパーエコロジー計画」が行われます。
これは、日本航空、占冠村、そして沖縄本島のすぐ北にある与論町が主催となって実施するもので、 子供達が豊かな自然環境の中で様々な体験をし、その体験を通して自然の大切さや協力しあうことの大切さを学んでほしいとの願いがこめらたツアーなのです。
今日は、その活動の舞台となるニニウ自然の国で会場の準備です。
メンバーはニニウ自然の国開発公社の社員、そして役場企画課と産業課のスタッフなど。
写真手前は企画課長の中田さん。
「よし、やるか。」
気合いが入っています。

一瞬の余裕

「どうもお疲れさまでーす。」
余裕の表情の前野さん(右)。しかし、10分後にその余裕は跡形もなく消え去っていたのでした。

開始

まずは大テントの設営です。
大テントの直径は約15メートルくらい。重さはテント部分だけで100キロ近くあります。
今日は雨で濡れているため、更にテントが重く感じます。

泥だらけ

このテントをたてるためには、まず、中心の柱をテントの中心に差し込み、「よっこらしょっ」と立ち上げなければなりません。
勇敢な若者達が5人ほど、雨で濡れて泥だらけのテントの中にもぐり込んでいきました。
大人10人がかりでようやく柱を起こし、更にそのままの体勢で柱を支え続けます。
見てみると、みんな汗びっしょり。頭から足下まで泥だらけ。

笑顔が消えてる

冒頭に登場した前野さん。
いつもの笑顔が消えています。

働いているフリ

「あっ、写真撮ってる。働かなきゃ。」
力一杯柱を支えながらも、何故かにやけている山本さん。
でも、決して「働いているフリ」ではありません。

本音か?

占冠村観光協会に就職してわずか2週間の竹内さん。
ハンマーで一心不乱に杭を打ち続けています。
「入って来るなり肉体作業ばっかりでびっくりしたでしょ?」
「ええ、でも楽しいです。」
「本音か?オレはつらいぞ。」

完成

作業を始めてから1時間20分。
ようやく会場のテント設営が完了しました。

秋の気配

「お疲れー。」
ジュースを飲みながら一休み。
曇天の夏の日。遠くセミの声も聞こえてきます。
「今年はセミが少ないねぇ。あれっ、もうトンボが飛んでるよ。」
見上げるとたくさんの赤とんぼ。
「トンボかー。秋の気配ですな。」
占冠では、もう秋の味覚の一つであるナメコが採れ始めています。

男の背中(その1)

呆然と空を見つめる役場企画課の阿部さん。
テントにもぐり込んだため、背中一面泥だらけです。
明るい性格でスポーツ万能(ただし泳げない)。
夏祭りや冬祭りなどでいつも活躍してくださる阿部さん。
いつもありがとう。感謝しています。

男の背中(その2)

同じく企画課の平岡さん。
お疲れ様。
ところでこの汚れ、洗濯して落ちるんでしょうか?

東京、大阪、福岡、名古屋など日本全国からやって来るJAL KIDS参加者の皆さん。
クワガタ採集コンテスト、渓流釣り、農作業体験など様々な体験メニューを用意して待っています。
この素晴らしい占冠の自然を満喫して下さいね。

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