赤岩青巌峡

2001年06月01日(金曜日)

占冠村道の駅にて

冬から「今日のしむかっぷ」をご愛読の皆様へ
「この気温、マイナスではありません。」

赤岩青巌峡

村役場がある中央地区から、車で7分ほどの所に、村立自然公園「赤岩青巌峡」があります。
赤色や青色の巨岩が、午後の日差しに輝く鵡川の澄んだ流れに映えています。
「うん、なかなか美しい。ちょっとまぶしいけど。」

ベンチ設置完了

何をしに今日ここへ来たのか?
別にプラッと遊びに来たわけではありません。
村内のあらゆる「一休みしたいなぁ。」と思うような箇所に、ベンチを設置しているのです。
ベンチには、占冠村の村木であるカエデの葉があしらわれています。

にこやか

「はーい、お疲れさん。」
今日1日で30個以上のベンチを配り終えた役場企画課の平岡さん。
現地で見た限り、かなり疲れていたようですが、写真で見ると妙に爽やかです。
さすが占冠村役場NO.1のエンターテイナー。将来の夢はお笑い芸人です。

緑が目にしみる

周りはひたすら山、山、山・・・。
目にしみるほどの緑です。

ちょっとアニメ好き

ちょっと森の中へ入ってみました。
昼なお暗い森の中。足下は湿った落ち葉と苔むした岩で覆われています。
茂る木々の葉がビニルハウスのような役割を果たしているのでしょう。
北海道らしくない、ムッとするような湿度の高い空気が充満しています。
「暑いっすねぇ。平岡さん。」
「ああ暑いねぇ。」
「ものの●姫でも出そうですね。木霊(こだま)が歩いているぞ、ここは。」
「そうかぁ?」
大の大人2人の会話とは思えません。

琥珀の原料

右の写真、何だかわかりますか?
実はこれ、エゾマツの幹から出ている松ヤニです。
近づいてみると、松ヤニ特有のにおいが漂っています。
あえてたとえれば、お酒のジンに似たような香り。
非常に粘着力が強く、衣服などに付くととれなくなるので、山に入った時はご注意下さいね。

材料豊富

太さ10センチメートルほどもあるツルが、あちらこちらの木に巻き付いています。
木の成長の妨げになるツルですが、リース作りなどには欠かせない材料です。

職務怠慢

ベンチ運びも無事終わり、道の駅の観光案内所へやってきました。
写真は、観光案内員の仁木さん。
「どうもお疲れさまでーす。」
「あっ、どうもこんにちはー。ところで三浦さん、噴水の水、1カ所出てないですよ。」
「あー、そうですか。わかりましたー。」
ええ、知っていますとも。それも2日前から。

肉体作業多し

「やっぱり出てないか・・・。」
写真奥右から2番目の噴水がとまっています。
さーて、直しますか。

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