エゾミソハギ
1999年08月26日(木曜日) 天気:晴れ
写真を撮りにこい!
占冠村の短い夏も終わろうとしている8月末の昼下がり。村内の双珠別という所で花屋さんをしている伊藤さん(通称「ひげさん」)が突然役場産業課へやって来ました。
「おい、三浦君。畑の前のエゾミソハギがきれいに咲いているんだ。写真を撮りに来てくれ。デジカメで。」
「嫌ですよ。面倒くさい。何のためにですか。」(態度悪し。)
「アホ、あの紫の花が美しく咲き誇る風景を一人でも多くの人に見てもらいたいと思うのが花を愛する者全ての願いなんだ。」
「ま~た訳のわかんない事言ってる。大体なんでデジカメなんですか?」
「そりゃあインターネットで紹介してほしいからよ。いろんな人に見てもらってタダで宣伝できるのは"今日のしむかっぷ"ぐらいだろ。」
「困りますねぇ。そんな個人的な宣伝は出来ませんよ。」(いじわる)
「個人的な宣伝ではない。村の美しい風景を紹介するのだ。即ち村の宣伝なのだ。花が開くのは午前中だから、明日の午前中に撮りに来てくれ。必ずだぞ。じゃあな。」
花を愛するがゆえに人の都合など全然考えないひげさんは、そう言い残して去っていきました。
「おい、三浦君。畑の前のエゾミソハギがきれいに咲いているんだ。写真を撮りに来てくれ。デジカメで。」
「嫌ですよ。面倒くさい。何のためにですか。」(態度悪し。)
「アホ、あの紫の花が美しく咲き誇る風景を一人でも多くの人に見てもらいたいと思うのが花を愛する者全ての願いなんだ。」
「ま~た訳のわかんない事言ってる。大体なんでデジカメなんですか?」
「そりゃあインターネットで紹介してほしいからよ。いろんな人に見てもらってタダで宣伝できるのは"今日のしむかっぷ"ぐらいだろ。」
「困りますねぇ。そんな個人的な宣伝は出来ませんよ。」(いじわる)
「個人的な宣伝ではない。村の美しい風景を紹介するのだ。即ち村の宣伝なのだ。花が開くのは午前中だから、明日の午前中に撮りに来てくれ。必ずだぞ。じゃあな。」
花を愛するがゆえに人の都合など全然考えないひげさんは、そう言い残して去っていきました。