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遊歩道立ち入り禁止?

2001年05月02日(水曜日)

運動公園

立ち入り禁止

今年4月25日分の当コーナーにおいて、占冠村役場の裏にある「運動公園」をとりあげ、その中で、この公園内にあるとても古くて味のある遊歩道を御紹介しました。(メインのコメントは「朽ち果てて土に還りかけている。」)
そのせいかどうかはわかりませんが、今日行ってみると、遊歩道の入り口に「立ち入り禁止」の看板が。
役場へ戻り、ちょうど通りかかった中村教育長に事情を聞いてみました。
「教育長!遊歩道が立ち入り禁止になったのはホームページで紹介されたからですか?」
「いいやぁ。遊歩道の頂上にあるあずま屋が潰れたんだぁ。あずま屋に近づかないようにって意味よ。ん?なんか悪口でも書いたのか?」
「いえいえ、とんでもない。それじゃ公務があるので失礼しまーす!」
逃げるようにその場を去りました。

よい子はまねをしてはいけません

どうやら頂上にあるあずま屋へ近づかなければ良いようなので、遠慮なく遊歩道を登り、裏側のエゾノリュウキンカの群生地へ行ってみました。
花はまだ3分咲きというところ。満開になるにはもうしばらくかかりそうです。

エゾエンゴサク

目的のエゾノリュウキンカがあまり咲いていなかったので、取りあえず谷の反対側斜面をよじ登ってみました。
するとそこには高さ10センチほどのかわいらしい花が一面に。
この花の名は「エゾエンゴサク」といいます。
占冠周辺で良く見かける春の花の一つです。
水色の花が一般的ですが、他に白い花をつけるものなどもあります。

撮り方によってはこう見えます

上の場所をはいつくばって撮影するとこのように写ります。
立って見ると小さな群生かもしれませんが、撮り方によっては見渡すばかりの花畑のように見えるものです。
札幌市の代表的な観光名所の一つ「時計台」が、実際にはビルの谷間に窮屈そうに建っているにもかかわらず、写真で見ると広い場所にぽつんと建っているように見えるようなものです。
時計台を思う度に、本州から北海道大学へ入学した知人が、「俺はだまされた!」と言っていたのを思い出します。
彼も「時計台は大草原にぽつんと建っている」と信じて疑わなかったとか。
彼いわく、「あれが世の中の現実を初めて知った瞬間だった・・・。」そうです。
近影

水芭蕉

そろそろ水芭蕉も咲き始めました。
水芭蕉は湿地に生える多年草です。
昔はいたる所で見ることができたそうですが、最近では北海道でもなかなか目にすることが少なくなってきたようです。 

近影

子供達などに「蛇のまくら」と呼ばれている水芭蕉。
なるほど近くで見てみるとなかなかグロテスクな形をしています。
だーれもいない静かな山の中で水芭蕉を見つめていると、この花を見てそら恐ろしくなる子供達の気持ちもわかるような気がしました。

アズマイチゲ

水芭蕉の咲く湿地の手前では、「アズマイチゲ」が可憐な花を咲かせています。

陽光浴びて

冬の雪の重みでペシャンコになった笹の上に、羽を休める蝶が一匹。
羽をいっぱいに広げて春の日差しを体全体で味わっています。
春を待ち望んでいたのは人間ばかりではないようですね。