ドラム缶炭焼き窯の試作

2011年07月02日(土曜日) 天気:晴れ。

これは何でしょう? 実はドラム缶炭焼き窯です!

7月2日(土曜日)、占冠・むらづくり観光協会のスタッフが、この窯で炭焼きの試作を行いました。
占冠村での体験メニューのひとつとして炭焼き体験が出来るようにと作ったものです。ドラム缶を横にして、上から炭になる、木材を入れ、土をかぶせ、火をいれます。 

立派な薪小屋

ここに薪となる木材や炭の材料をとなる木材を貯蔵します。
近頃、家で炭を使うことなど、めったにないと思いますがキャンプなどで、炭を使った野外バーベキューなんかとても楽しい思い出になりますよね。 

薪をいれます

ドラム缶のふたを取って、薪を入れて行きます。
40センチくらいに切った薪をドラム缶の中に並べて行きます。まつぼっくりを入れたらそのまま、松ぼっくりの炭になります。
薪を入れる作業の時、思わず良い炭が できるといいな~とドキドキします。今回もちゃんとうまく焼けますように。 

土をかけます

薪を入れたら、土をかけます。写真左の方は、炭焼きに詳しい長谷川さん。今回の炭焼きの指導をしています。中央は観光協会の高本さん。右側の人は同じく竹林局長さん。
さあ、この炭焼き、占冠の体験メニューのヒットメニューになるんでしょうか。出来上がりが大変、楽しみ、楽しみ・・・ 

午後3時、かまど口から  火を焚きます

かまど口の温度は500度くらいドラム缶の窯の中は300度ぐらいで推移するよう火を管理します。
どうやって、温度の管理をするかというと煙突から出る煙の温度が82度くらいがちょうどいいのだそうです。炭焼きの知恵ですね~

火の塩梅を見ながら

長谷川さん、どっかと座り込み火の塩梅を見ながら、薪を足していきます。
3時間ほど、煙の様子を見ながら薪をくべ、その後火の調節をし午後9時頃に、かまど口を閉じ、明日の朝まで待ちます。
翌日、午前11時、仕上がりが気になった長谷川さんも駆けつけ、窯のふたを開けたところ、予想以上の立派な炭が焼けていました。 

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