凌雲閣

2003年09月27日(土曜日)

朧紅葉

占冠村から約55キロほど北へ向かうと、大雪山の一部十勝岳連邦が見下ろす美しい丘陵地帯に到着します。その十勝岳連邦の中腹に建つ温泉旅館「凌雲閣」からの秋の景色はすばらしく、紅葉の時期になると多くの見物客でにぎわいます。
「占冠村のホームページをご覧の皆様にその風景をお見せしたい!」その一心で?凌雲閣まで行ってみることにしました。

霧ぶかい

占冠村を出てから約1時間半。ようやく十勝岳に到着しました。平地にいる間は青空も見られたのですが、どんどん霧が深くなり、やがて雨も降り始めました。
「やばいね。このままじゃ上に行ってもなーんにも見えないよ。」

半ギレ

凌雲閣に到着しました。
いい雨が降っています。
さっぱり訪れそうもないシャッターチャンスを待って、20台近くの車がとまっています。わざわざ遠くから来た方もいらっしゃるのでしょう。
カメラを片づけ始めた人に声をかけてみました。
「いやぁ、参りましたねぇ。何時間くらい待ちましたか?」
「もう2時間も待ってるけど全然ダメ。もう帰るわ!」

行ってみよう

凌雲閣からの風景は、上富良野町の景勝地「かみふらの八景」の一つに選ばれています。
この標識の奥には、八景の一つに選ばれた見事な風景が広がっているはずです。それでは皆さん行ってみましょう。

全く見えん

全く見えません。
一番きれいに見える(はずの)ポジションに立って一言。
「うん。やっぱりね。」

早く開けてくれ

このままでは、このページをご覧になってくださった方に申し訳ない。何とか皆さんに絶景をお見せすることはできないものか・・・。
そう考えながら凌雲閣の中へと入っていきました。
写真は、客がドアを開けてくれるのを待っている凌雲閣の飼い犬さん達です。

怪しい客

皆様、これが凌雲閣から見た秋の風景です。
「お客様。何をされているんですか?」
売店の中で写真を撮る怪しい客。
「すみません。全く風景が見えないんで、せめてポスターの写真を撮らせて下さいな。」
「はぁ?」
このポスターの定価は800円。大好評発売中! 

今日の紅葉の様子

金山峠

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