ビーハンター参上

2005年08月24日（水曜日）

快晴

一昨日、昨日と大雨が降った占冠。
あまりの雨量の多さに大水害が心配されましたが大きな被害もなくほっと一安心。

村中心部から8キロほど離れた所にある湯の沢温泉。
いつも静かで、のんびりするには最高の場所。
食塩泉で、とても体が温まると好評の温泉です。

自然な中にあるが故の悩み。
それは、虫が多いこと。
屋根の軒下、2階客室窓のすぐ横にスズメバチの巣が作られてしまいました。

いつも温かくお客様を迎える湯の沢温泉の支配人、山本さん。
「助けてくれ～～。」
日ごとに大きくなるスズメバチの巣にすっかり怯えています。

怖がる山本さんをよそ目に、巣のまわりをスズメバチが飛び交います。
その時、突然客室の窓がオープン。
「あっ！！誰だ？あれは・・もしかして・・・・・」

窓からでてきたのは、村環境衛生担当の橘さん。
窓から飛び出ると同時に、強力スプレーで巣のまわりを飛んでいるスズメバチを次々と仕留めます。

スズメバチとの戦いが始まって数分。
巣を根こそぎ削り取り、袋に入れます。
しかし、巣に帰ってきたスズメバチが数匹。
「危ない！」
そんなビーハンターを助けるのが、蜂退治師匠の村林務担当、小尾さん。
野球とミニバレーで鍛えた筋肉パワーが炸裂。
左手で、橘さんを支え、右手でスズメバチをたたきます。

作業開始から約10分。
スズメバチの巣は、袋の中に。
これで、湯の沢温泉にもやっと普段と変わらぬ平穏な時間が戻ります。
ありがとう。ビーハンター。

湯の沢温泉で、蜂との戦いが繰り広げられたこの日。
道の駅横では、農業者経営研究会による夕市が行われ、観光客、村民に占冠産の農産物が販売されました。

9月4日には、収穫祭が農村公園にて行われる予定です。