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しむかっぷ神楽まつり

2013年11月23日(土曜日) 天気:雨

しむかっぷ神楽まつり

しむかっぷ神楽まつりは、平成25年度文化庁文化芸術振興費補助金(文化遺産を活かした地域活性化事業)の採択を受け、占冠村伝統芸能「占冠神楽」の伝承元である広島県「錦城神楽団」の全面的なご協力をいただき、実現しました。

多くの方に集まっていただき、開場となる13時前より並んでいる人がいる状態でした。

贈与式

錦城神楽団様より占冠村に神楽面、占冠神楽保存会にペナントが贈呈されました。

また、安芸高田市様より当日会場にいらっしゃられたお客様にはパンフレットとストラップをプレゼントしていただきました。

素晴らしい贈り物ありがとうございました。

講話「広島神楽に学ぶ」

錦城神楽団 団長 下杉 嘉基さんより講話をしていただきました。

神楽の起源や広島神楽の取組み等お話しいただきました。

悪狐伝

一つ目の演目は「悪狐伝」です。

【あらすじ】
(前編)平安の頃。天竺や唐で庶民を悩ませた金毛九尾の妖狐が日本にわたってきます。妖狐坂部庄司蔵人行綱の娘に乗り移り、鳥羽院の愛情を一身に受ける玉藻前になります。しかし、陰陽師阿倍清明にその正体を見破られ、那須野原に飛び去ります。
(中編)逃亡した玉藻前は十念寺の和尚をだますなどの悪事を重ねますが、帝の命を受けた三浦介、上総介に打ち取られます。
(後編)退治されたはずの妖狐が今度は殺生石と変わり、人や動物に災いをもたらします。これを見た玄翁和尚が殺生石を粉砕し、悪霊を封じ込めます。

今回は中編を公演しました。

和尚珍斉が客席に話しかけるシーンなど笑える場面、妖狐から逃げた珍斉が客席に紛れ込み珍斉を探す妖狐が観客に近寄る等、客席との絡みが多く、観ている方も一体となって楽しめました。

鈴鹿山

二つ目の演目は「鈴鹿山」です。

【あらすじ】
鎮守府将軍坂上田村麻呂は、帝も命で鈴鹿山に棲む鬼人退治に出発します。
鬼人の手下である夜叉丸が、あやめ姫をさらっていこうとする場に通りがかった田村麻呂は夜叉丸と一戦交えて姫を救い、降伏した夜叉丸を味方につけます。夜叉丸の案内で鬼人の頭目、犬神丸の岩谷へと向かい、夜叉丸が姫をさらってきたふりをすると、犬神丸は喜んで酒宴を張ります。スキを見て犬神丸に斬りかかる夜叉丸、驚き怒る犬神丸、田村麻呂も参戦し、妖術をもって対抗しますが打ち取られてします。

戦いのシーンが多く、特に田村麻呂、夜叉丸、犬神丸、鬼人を交えたアクションは大迫力でした。

滝夜叉姫

三つ目の演目は「滝夜叉姫」です。

【あらすじ】
平安時代の中頃、平将門は天慶の乱を起して帝に背き藤原秀郷と平貞盛に討たれます。
将門の娘、五月姫は父の仇を討たんと、荒魂に願かけして妖術を授かり、名を滝夜叉姫と改め、謀反を企みます。
陰陽師の大宅家中将光圀は滝夜叉姫を成敗せよと命を受け、姫のいる下総国に急ぎます。
姫の手下の夜叉丸と蜘蛛丸を退けて、姫と向き合います。
姫が繰り出す妖術に光圀は陰陽師の術をもって姫を倒します。

仇討ちのために妖術を授かり、姫の恨みを描いた悲しくも恐ろしい演目でした。
戦いの場面になると滝夜叉姫が鬼面に変わり、滝夜叉姫の恨みの深さが伝わってきました。

大蛇

四つ目の演目は「大蛇」です。

【あらすじ】
高天原(たかまがはら)の神、須佐之男命(すさのおのみこと)は天界や地上で多くの罪を犯し、高天原から追放されます。
傷心の須佐之男命は出雲の鳥上の地にたどり着きます。そこで足名椎・手名椎(あしなづち・てなづち)の老夫婦と、娘の奇稲田姫(くしいなだひめ)に出会い、八岐大蛇のために毎年姫が飲み取られ、今年は奇稲田姫の晩だと聞かされます。
助けを求められた須佐之男命は老夫婦に毒酒を盛った酒槽を作らせて、大蛇に飲ませ酔ったところで、十束剣(とつかのつるぎ)を抜き、大格闘の末、大蛇を退治します。

普段占冠村のイベントで行われている「大蛇」は大蛇1頭で演じられています。
今回、錦城神楽団と占冠神楽保存会の共演により、大蛇5頭(予定では4頭でしたがさらに1頭追加となりました)による公演となりました。
客席近くで行われた大迫力の大蛇の舞に会場は大興奮でした。

錦城神楽団・占冠神楽保存会挨拶


錦城神楽団 団長 下杉 嘉基さん
占冠神楽保存会 副会長 長谷川 耿聰さん

両名より閉会の挨拶をいただきました。



錦城神楽団の皆様、占冠神楽保存会の皆様
素晴らしい公演ありがとうございました。