占冠村内鈴木牧場にて

1998年03月18日(水曜日)

今日の気温

午前9:00現在 -2度
            
(占冠村役場前設置温度計による)

鈴木雅士さん

今日は占冠村で酪農業を営んでおられる鈴木雅士さんのお宅を訪問しました。
「おう、良く来たな。まあ、コーヒーでも飲めや。」
缶コーヒーをプシュッとあけて「俺もパソコン買っちまったよ。(鈴木さん)」「えっもうですか。鈴木さん確か既に1台パソコンをお持ちでしたし、スノーモービルも何台かお持ちでしたよね。牛飼いってそんなに儲かるんですか?」失礼なことを聞く私。「おう、まじめにやればな。やっぱりこざかしく商売しようとする奴は駄目だな。俺なんかずるいから儲かってないよ。」鈴木さんは占冠村酪農業の若きホープです。

めずらしいひとがやってきた

鈴木さんとお話ししていると、鈴木家の飼い犬3匹が近付いて来ました。きっと私のことがめずらしいのでしょう。しきりに私の匂いを嗅いでいます。一生懸命匂いを嗅いでいる所恐縮だけどあんまりいい匂いはしないよ、多分。
そうこう話をしているうちに雅士さんの息子さんの貴大(たかひろ)君が学校から帰ってきました。
「おう、お帰り。このおじさんがお前がスノーモービルに乗っているところを見たいってよ。」ちなみに私は27歳。顔はすっかりおじさんですが。
さっそくスキーウェアに着替えた貴大君がスノーモービルに乗り込みます。鈴木牧場の牧草地は、冬は息子さん達のスノーモービル場になっているそうです。「う~ん。うらやましい。」
都会では決して味わうことの出来ない豊かな生活がここ占冠にはあります。

最終更新日: