木々の芽吹

1998年03月17日(火曜日)

今日の気温

午前11:00現在 -2度
            
(占冠村役場前設置温度計による)

ネコヤナギ

ネコヤナギもすっかりふくらみ、本格的な春ももうすぐです。古代日本人の心を詠んだ万葉集にもネコヤナギを歌う次のような歌が残されています(残されていたハズ)。
「山の際に雪は降りつつ、しかすがにこの河楊(かはやぎ)は萌えにけるかも」
「かはやぎ」とはネコヤナギのこと。全文の意味は「山の間では雪が降っているけれども、このネコヤナギはもう芽吹いています。もう春だなぁ。」といったところでしょうか。
遙かやまとの国で詠まれていたこの歌が、北海道に住む私の心にもしみわたる。やっぱり同じ日本人なんですねぇ。
初夏になると写真の道は木々の新緑に覆われたトンネルになります。

しらばか

最終更新日: